慢性腎不全と診断された人のパーフェクトマニュアル

 

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次に当て嵌まる方はぜひ、この先を読み進めることをオススメします。
その他の方には意味のない手紙ですから、閉じていただいて結構です。

慢性腎不全と診断された！
人工透析を導入するように医師に言われた！
保存期を過ごしている！
血液透析か腹膜透析かで悩んでいる！

これらに当て嵌まる方はぜひ、わたしの話を聞いて下さい。

わたし達、慢性腎不全患者はとても社会的弱者です。
それぞれの病気による生活苦に加え、金銭的にも非常に厳しい状況となる事が予測されます。

わたしも慢性腎不全と言われる前から入退院を繰り返し、定職にもつけずにお金には大変苦労しました。
両親や親戚に頼んでお金の工面をする等、非常に精神的にも肉体的にも苦しい思いを味わってきました。

今でこそ障害者認定されて障害者年金が受給されていますが、それまでは一銭も国や自治体からの援助はなかったのです。

貴方はどうですか？

今、腎不全で将来の事に不安を感じ情報を欲していませんか？
今、保存期で食事療法等を行っている途中で、人工透析関連の情報を欲してはいませんか？
今、人工透析の導入を言われ、人口透析関連の情報を欲してはいませんか？
今、障害者になった後の各種福祉サービスの情報を欲してはいませんか？

そんな疑問に答えたのがこの「慢性腎不全と診断された人のパーフェクトマニュアル」です。

ここで当マニュアルの中身をご紹介します。
当マニュアルの目次は下記のようになっています。

１．慢性腎不全と言われるまでの生活
２．慢性腎不全と診断
３．腎臓病について
（１）腎臓病の仕組みと働き
（２）腎臓病の症状
（３）腎臓病の検査方法と受診科
（４）腎臓病の種類
（５）慢性腎不全とは
（６）慢性腎不全の治療方法
①人工透析（血液透析と腹膜透析）
②腎臓移植
③腹膜透析を始めるまでの流れ（わたしの場合）
４．食事療法
（１）人工透析を始める前
（２）人工透析を始めた後
①血液透析の場合
②腹膜透析の場合
５．日常生活の注意点
６．慢性腎不全と診断され人工透析になったら
（１）障害者認定から各種手続きまでの流れ
（２）受けられるサービス

以上のようになっています。
わたしの慢性腎不全になった実体験から腹膜透析の詳細、障害者認定の手続きまで、慢性腎不全になった人、或いはこれから慢性腎不全になる恐れのある人にはとても役立つ情報を詰め込んでいます。

しかもわたしはまだ日本では少数派の腹膜透析で治療をしています。
実際、腹膜透析ってどうなの？どんな感じなのか知りたいけど情報がない。と言う事が多々あると思います。
実際、わたしがそうでした。
医師から人工透析と告げられた時には、当たり前のように血液透析だと思っていました。

しかし、人工透析には腹膜透析という選択肢もあります。
この治療の選択肢が増えるだけでも、これからの透析人生が変わってきます。

そこでわたしの経験から腹膜透析の特徴等を当マニュアルにふんだんに詰め込みましたので、透析導入前にぜひ、お読みいただき、自らの今後の治療に役立ててほしいのです。

貴方の今の不安はわたしにはよくわかります。
わたしも同じような不安を抱え、そして情報のない中で苦しみ、実体験を通していろいろなことを学んできました。
そこで貴方には同じ不安を抱えても、一緒に情報を共有し、少しでも苦労を少なくしてもらいたいと思い、ここに当マニュアルを書き上げました。

わたしの経験が貴方の精神的、肉体的な苦痛を和らげることができればこの上ない幸せです。